Remedial education,Developmental Education

大学入学にあたって、基礎的な
学力が不足している生徒に対して
行われる補習教育を
「◯◯◯◯◯◯教育」という?
メディアリル
リメディアル(答)
33%

リメディアル(Remedial)、リメディアル教育(リメディアルきょういく)とは、学習の遅れた生徒に対して行う補修教育、治療教育のことで、特に大学教育を受けるにあたって不足している基礎学力を補うために行われる教育を指す。

リメディアル教育の例
一般入試以外(推薦入試、AO入試など)で早期に合格が決まった「入学予定者」に対し、入学までの数ヶ月、通信教育教材による自宅学習を課す。
入学直後に基礎学力試験やアンケートなどで対象者を決定し、「初等○○学」といった名称の科目を履修させることで、高等学校レベルの生物学、物理学、数学などを教える。
高年次に進級した学生の中で、卒業研究が遂行できない学生や、卒業試験・資格試験の合格が危ぶまれる成績下位の学生に対し、特別クラスを編成したり、補講を行う。
米国との比較
日本の大学におけるリメディアル教育を、米国のカレッジでは、「Developmental Education」と称し、日本リメディアル教育学会(外部リンク参照)の英語表記は、「The Japan Association for Developmental Education」である。「Developmental Education」には、発展させるための、次の段階に進むための教育、といった積極的な意味を含む。しかし、英語の「remedial」には本来、治療上の、救済的な、修正的な、矯正する、改善する、補修的な[1]、といった消極的な意味が多く、日本では「補習」あるいは「補講」が原点であることに起因する[要出典]。
引用元:リメディアル – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%AB

学生の質保証のため新たな教育
 これまでは、高校までの教育課程が緩和されても、一律で厳格な入試によって大学生の基礎学力や基礎知識はある程度維持されていた。しかし、18歳人口の減少に伴う大学の供給過剰や生徒たちの学習に対するインセンティブの低下も加わり、大学にとって従来の学生の「質」を確保することが大変困難になってきた。
 高校が多様化する中、教育課程を消化しきれない生徒が増える半面、進学校はますます受験シフトしている。また、入試改革の名のもとで推進された入試科目軽減の動きは、大学入学後の教育にも大きな波紋を投げかけた。学生を社会人として送り出す大学では、4年間で大学教育卒業レベルまで学生を教育し、社会が期待する学生の質を保証するために、これまでの大学教育の枠を越えた新しい教育の形が出現している。
 1999年1月に進研アドと駿台教育研究所が実施したアンケートの結果、日本の大学では次のようにリメディアル教育を実施していることが分かった。

日本のリメディアル教育のパターン
(1)高等学校までの教科教育復習型 未履修、または学力不足と判断された高等学校教育課程の教科・科目について大学で行う補完授業
(2)大学での学習活動の入門型 専門教育(ゼミナール・研究室等)の活動に必要な学習スキルを教授するもの。たとえば文章表現、議論の進め方、報告・プレゼンテーションの方法、文献・資料の探し方、パソコン・ネットワーク操作など
(3)大学専門課程受講前の専門知識の導入型 「高等学校までの教科教育復習型」と異なり、高等学校の指導要領外でかつ大学の専門教育に必要な学力や知識を講義するもの。いわゆる従来の一般教養ではなく、近年学生の学力低下に伴って設置された教育課程を指す
(4)入学前教育 入学手続きをした合格者を対象にレポート提出や集中講義など入学前に実施する教育を指す

■米国でのリメディアル教育
 現在、日本で使われている「リメディアル」という言葉は、米国ではほとんどが「ディベロップメンタル」という言葉に置き換えられている。なぜならREMEDIALという言葉は、「治療」という意味を表すだけでなく、「手軽に直す」「すばやく簡単に直す」という感じを与え、政策的によくないとされている。一方、DEVELOP-MENTALは認知心理学から来ている言葉で、大学レベルの教育を受ける準備が必要であるという認識から、昨今では「DEVELOP-MENTAL EDUCATION」という言葉が使用されている。
 私が調査したハワイ大学機構に含まれるカピオラニ・コミュニティ・カレッジでは、オープンアドミッションシステムを採用しており、いわゆるリメディアル教育は大きく分けて2コース設置されている。一つは「プレカレッジコース」。これは、カレッジ内の各学科の講義を受ける前に不足している学力と学習技能を補う基礎的、初歩的なコースである。二つ目は「ディベロップメンタルコース」で、学科の講義を受けながら英語・数学の力を学科の講義レベルに伸ばすことを目的としている。「プレカレッジコース」の対象は卒業直後の学生や社会人で、「ディベロップメンタルコース」は、入学後のプレースメントテストでカレッジの科目レベルに満たない得点者が対象となっている。
 日本では、一部の高等教育機関でオープンアドミッションの傾向が見られる。しかし、このコミュニティ・カレッジのような基本的な読み書き、計算のレベルの対処はまだ必要ではない。大学・短大の教育レベルに伸ばすような教育の面から考えれば、日本のリメディアル教育は、米国でいうディベロップメンタル教育に該当するといえよう。
引用元:リメディアル教育の現状~大学アンケートから~ Between 20017・8 https://berd.benesse.jp/berd/center/open/dai/between/2001/0708/bet17618.html