アムネマチン山


かつてはエベレストより高い
と思われてきた中国の山
アムネマチン(答)
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アムネマチンは中華人民共和国青海省ゴロク・チベット族自治州(チベットアムド地方南部)にある山々で、崑崙山脈の東部に属しており、最高峰の海抜は6,282 mである。チベット語でアムネは老人、マチンは活仏の従者を意味する[1][2]。
チベット民族の四大聖地のひとつで、黄河の源流近くにある[3]。
現地住民により長く登頂が妨げられていたが、1981年5月22日に日本の渡辺義一郎(副隊長)ら上越山岳会協会アムネマチン峰友好登山隊が初登頂した[4][5]。
引用元:アムネマチン – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%8D%E3%83%9E%E3%83%81%E3%83%B3

アムネマチン山脈
あむねまちんさんみゃく / 阿尼瑪卿山

中国、青海(せいかい/チンハイ)省南東部を西北西から東南東の方向に連なる山脈。積石(せきしゃく/チーシー)山脈ともいう。崑崙(こんろん/クンルン)山脈東部に属し、チャイダム盆地南東部のブルハンブダイ山脈の東方に続く。南に黄河(こうが/ホワンホー)源流を隔ててバインハル山脈が並走する。1920年ごろから謎(なぞ)の山脈として探検家たちの注目を集め、8000メートル峰またはエベレスト山より高い山がある可能性が論じられていた。1960年に中国の調査隊によって最高峰アムネマチン峰の位置と標高(6282メートル)が決定された。このとき初登頂された山は第2峰6268メートルであった。頂稜(ちょうりょう)は北西から南東へ長く連なり、5800メートル以上の山10座ほどをもち、北東斜面に氷河が数本流れている。3200メートル以下はマツやセツザントウヒの原始林に覆われ、ユキヒョウ、オオヤマネコ、ハイイログマなど野生動物が多い。チベット語のアムネは老人、マチンは活仏の最高の従者を意味する。[酒井敏明]
引用元:アムネマチン山脈(あむねまちんさんみゃく)とは – コトバンク https://kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%8D%E3%83%9E%E3%83%81%E3%83%B3%E5%B1%B1%E8%84%88-1501223

そして、1960年に中国の調査隊により、精密な高度調査が行われ、その高度は、6282Mと測定されました。

あれ、エベレストよりも全然低いじゃん、と私も最初はそう思いました。しかし、この高度には裏があるのです。実は、今でも、アムネマチンの上空を飛ぶ飛行機の高度計は1万メートル近く(9300~9400Mだそうです)を指しますし、実際アムネマチンの頂上付近の気圧は、1万メートル弱の気圧を示すそうです。これは、正式な山の高度というのは、地球の平均ジオイド面(平均海水面みたいなもの)からの高さで測定されるからです。この球面の指す真下と重力の指す真下(地球の中心方向)は異なります。従って、地図上では、上り坂でも重力上は下り坂ということもあるそうです。この実際の重力方向に従って、現代の技術で三角測量により精密に測定すると、アムネマチンの高さは、9041Mとなり、世界第一位です。K2もこの方法だと8909Mとなり、現在知られているエベレストの高度よりも高くなります。大陸の奥は、大陸の重みで海水面よりも沈み込むためにこういうことが起きるんでしょうね。三角測量による高度の方が、実体験に近い高度となるようです。最後に、エベレストの高度として知られる、8848Mは、実は三角測量で計られたときの高度で、あまりに有名になってしまったために、現在もそのまま使われているそうです。ジオイド面からの高度は8900Mを超えているそうです。
http://d.hatena.ne.jp/j-m/20051003
引用元:エベレストより高いなぞの山の話|かずお0624のブログ https://ameblo.jp/kaz0624/entry-10225801777.html

地球は、自転による遠心力の影響で、極(南北)方向に比べて赤道方向が少し膨らんだ回転楕円体*(半径比で約1/300)に近い形をしています。地球上のすべての物体には、地球の引力と自転による遠心力の二つを合わせた重力が働いています。水などの流体は、重力によって移動し、重力がつりあう場所に落ち着きます。

 水が重力だけを受けていると仮定すると、その水が地球の表面で落ち着いたときにつくる面を、測地学や地球物理学では、「重力の等ポテンシャル面」、測量分野では「水準面」と呼んでいます。この「水準面」は、すべての場所で重力の方向と直交します。川の水は重力の影響を受けて水準面の高い方から低い方へ流れます。このように、高さの高い、低いは「水準面」で決まっています。

 地球の表面の7割は海洋で覆われており、測地学では世界の海面の平均位置にもっとも近い「重力の等ポテンシャル面」を「ジオイド」と定め、これを地球の形状としています。日本では、東京湾平均海面を「ジオイド」と定め、標高の基準としています(離島を除く)。したがって、標高は「ジオイド」から測った高さになります。

 地球の表面にある地形には、8,000mを超える山や、10,000mよりも深い海溝といった大きな起伏があります。また、地球の地殻構造は不均質で、そのため地球の引力(ひいては重力)はこの不均質を反映して場所によって変化します。「ジオイド」にもこれに応じた起伏があり、「ジオイド」の起伏ともっとも良くあう回転楕円体と比べたとき、「ジオイド」の凹凸(回転楕円体から測った垂直高)は最大約±100mに達します(図-1)。日本では、「GRS80楕円体」を回転楕円体として採用しており、この楕円体からの「ジオイド」までの高さを「ジオイド高」としています。この高さは基準となる楕円体によって変わります(図-2)。


引用元:ジオイドとは|国土地理院 http://www.gsi.go.jp/buturisokuchi/geoid.html