長寿命

次のうち、ボイジャーや
パイオニアなどの惑星探査機に
搭載された電源はどれ?
ニッカド電池
原子力電池(答)
アルカリ電池
太陽電池
44%

原子力電池(げんしりょくでんち、英: atomic battery、nuclear battery、isotope battery)は、半減期の長い放射性同位体が出す放射線のエネルギーを電気エネルギーに変える仕組みの電池である[1]。放射線電池、RI電池、ラジオアイソトープ電池、アイソトープ電池(en)[1]、またはラジオアイソトープ発電器、RI発電器とも呼ばれる。

概説
放射性元素の原子核崩壊の際に発生するエネルギーを利用して電力を発生させる。α崩壊を起こすプルトニウム238やポロニウム210などが用いられる[1]。ストロンチウム90のように長い半減期をもつ同位体を用いることで寿命の長い電源が得られる[2]。

電池としては寿命が長いため宇宙探査機の電源として搭載される。1960年代には心臓ペースメーカーの電源としても利用された[1]。

物理電池の一種に分類される。

原子力電池はパイオニア10号・11号とボイジャー1号・2号の他、木星探査機ガリレオや土星探査機カッシーニなどに使われた。2006年1月に打ち上げられたNASAの冥王星探査機ニュー・ホライズンズにも原子力電池が搭載されている。これらの外惑星探査機だけでなく、太陽探査機のユリシーズも太陽の極軌道(地球などの公転面に対して垂直に近い軌道)に投入するためには木星を利用したスイングバイを行う必要があったため、木星付近での活動に支障が無いように、また太陽接近のための超高温による影響を回避するため原子力電池を搭載した。

2011年に打ち上げられた木星探査機ジュノーは、木星以遠を目指す探査機として初めて原子力電池を使用せず、代わりに大型の太陽電池を搭載した[4]。その後に計画されている各国の木星圏探査機にはOKEANOSやルーシー、JUICEのようなものがあるが、軒並み太陽電池を備えている(詳細は各項目を参照)。
引用元:原子力電池 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E9%9B%BB%E6%B1%A0