ブリキ(Sn+Fe)とトタン(Zn+Fe)「ブリキ」の方が錆びやすい イオン化傾向Fe>SnのためFeから電子放出腐食加速

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「傷ついたブリキ」と
「傷ついたトタン」では
「傷ついたブリキ」の方が
錆びやすい

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2種類の金属板と電解液からなる
電池では、イオン化傾向の大きい
方の金属が-極となる

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1800年にイタリアの科学者・
ボルタが考案した「ボルタ
電池」で、+極となる金属は?
アルミニウム
銅(答)

亜鉛

ブリキ(錻力・鉄葉は当て字、英語:tinplate)は、スズをめっきした鋼板のことである。缶詰など、常に水分と接触する部材に用いられるほか、かつては玩具の主要な材料でもあった。
語源はオランダ語のBlikからと考えられるが、異説もある。
>イオン化傾向により、スズは鉄より腐食しにくいため、全面を覆うことで鉄の腐食を防ぐことができる。しかし、一部でも鉄が露出すると、その箇所から鉄の腐食が広がるのが欠点である。
なお、鉄より腐食しやすい亜鉛をメッキしたものは、トタンと呼ばれる。
引用元: ブリキ – Wikipedia.

トタン(葡:tutanaga、英:corrugated galvanised iron)は、亜鉛めっき鋼板のうち、主に建築資材として使われているものを指す。亜鉛鉄板、亜鉛鍍鉄板(あえんとてっぱん)などと呼ばれることもある。
引用元: トタン – Wikipedia.

ブリキとトタンではその表面に傷がないときはブリキの方が錆びにくく、鉄素地まで達する傷があるときにはブリキの方が錆びやすくなります。 缶詰の缶や石油缶などがおもてに放置されているのを見ると傷のとおりに赤錆が出ているのを見ることがあります。 トタンではこのようなことはなく全体が白く錆びていきます。 これはどうしてでしょう。 この理由は各金属のイオン化傾向によって簡単に説明できます。 (4)電気化学的腐食と防食の項で改めて説明します。

(4)電気化学的腐食と防食
 素地鉄に対する電気めっき被膜の防食性を考える場合には、(2)項のピンホールやめっき表面傷に起因する腐食および防食メカニズムを知っておく必要があります。
(1)項のブリキとトタンの素地鉄に対する防食性の違いについて以下に説明します。
 鉄を中心にしてイオン化列の表(A)をみると亜鉛は鉄よりもイオン化傾向は大きく、スズは鉄よりもイオン化傾向は小さい位置にあります。 これは言い換えると亜鉛は鉄よりも酸化されやすくスズは鉄よりも酸化されにくいことになります。
 トタン(鉄素地に亜鉛めっき)の場合、傷及びピンホールの上に水がつくと図(a)のようにイオン化傾向の大きいZnがZn2+となって溶け、放出された電子はFeの方に移って鉄の酸化(赤錆)を防ぎます。 このため亜鉛は酸化(白錆)されても鉄素地は錆びないのです。
 一方、ブリキ(鉄素地にスズめっき)の場合は鉄の方がイオン化傾向が大きいので図(b)のようにトタンと逆になって、Feが溶けてFe2+となり放出された電子はSnの方に移動します。 すなわちSnが陰極となりFeの方に流れる(電子の流れと逆)局部電池を形成するために、鉄だけのときよりも腐食は加速され早くなり鉄の赤錆が傷及びピンホールから噴出してくるといった状況になります。
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引用元: マックワイヤーの丸菱金属工業|マックワイヤー技術資料.