commelinin

ツユクサの学名から命名された
ツユクサが持つ青色の色素
コンメリニン(答)
6%

ツユクサ(露草、鴨跖草、鴨跖、学名: Commelina communis)[3]は、ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物。畑の隅や道端で見かけることの多い雑草である。

朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられたという説がある。英名の Dayflower も「その日のうちにしぼむ花」という意味を持つ。また「鴨跖草(つゆくさ、おうせきそう)」の字があてられることもある。ツユクサは古くは「つきくさ」と呼ばれており、上述した説以外に、この「つきくさ」が転じてツユクサになったという説もある。

人間との関わり
花の青い色素であるコンメリニンはアントシアニン系の化合物(金属錯体型アントシアニン)で、着いても容易に退色するという性質を持つ。この性質を利用して、染め物の下絵を描くための絵具として用いられた。ただしツユクサの花は小さいため、この用途には栽培変種である大型のオオボウシバナ(アオバナ)が用いられた。オオボウシバナは観賞用としても栽培されることがある。

花の季節に全草を採って乾燥させたものは鴨跖草(おうせきそう)と呼ばれ、下痢止め、解熱などに用いる。 青い花が咲いている時期は食用にもなる。

1996年(平成8年)3月28日発売の390円普通切手の意匠になった。
引用元:ツユクサ – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%A6%E3%82%AF%E3%82%B5

金属錯体型アントシアニン(きんぞくさくたいがたアントシアニン、metalloanthocyanin、メタロアントシアニン)は、特定の植物の花弁に色を付ける錯体である。

これらの錯体は、化学量論量のアントシアニン、フラボン、金属イオンから成る自己組織化超分子金属錯体色素である。アジサイ Hydrangea macrophyllでは、赤色、藤色、紫色、スミレ色、青色といった様々な色が一つの単純なアントシアニンであるデルフィニジン-3-グルコシド(英語版)と金属イオンとの錯体から作られている[1]。


ツユクサ Commelina communis の花由来の青色色素であるコンメリニン (commelinin) は6分子のアントシアニンがキレートした4個のMg2+イオンの錯体である[2]。
引用元:金属錯体型アントシアニン – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%B1%9E%E9%8C%AF%E4%BD%93%E5%9E%8B%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%B3

デルフィニジンによる青色花色
青色は多くの場合、青色アントシアニンであるデルフィニジンが蓄積して発色します。デルフィニウムやロベリア、サイネリア、リンドウの花の青色はデルフィニジンによるものです。

デルフィニジン-共存色素-金属による青色複合体による青色
青花のサルビア(Salvia patens)やアジサイ、ツユクサの花は、デルフィニジンがフラボンなどのコピグメントや金属イオンと複合体を形成することで青色を発色しています。なぜ、複合体を形成することで青味が増すのかはわかっていませんが、化合物同士が接近することで、発色に関わる共役二重結合の電子状態が変わり、青色になると推測されています。

ツユクサに含まれる青色アントシアニンは「コンメリニン」と呼ばれています。コンメリニンは、マロニルアオバニン(デルフィニジン型アントシアニ ン)とフラボコンメリン(フラボン)とマグネシウム(Mg)により複合体を形成して青色を発色しています。サルビアの仲間で、真っ青な花を咲かせるサルビ ア・パテンス(Salvia patens)の花弁に含まれる青色アントシアニンも、コンメリニンと非常によく似た構造をしています。コンメリニンと同じマロニルアオバニン(※1)とフラボン(アピゲニン)、Mgにより構成されています。
引用元:花き研究所:青色 | 農研機構 http://www.naro.affrc.go.jp/archive/flower/kiso/color_mechanism/contents/blue.html

美麗な花色は主にアントシアニンであるが, 単独では不安定なアントシアニンの花弁中での安定化機構および青色の発現機構の解明を目的とし, 特に金属の関与したメタロアントシアニンについて研究した.
(1)ツユクサの青色色素コンメリニンの構造
我々は天然および合成コンメリニンが電気泳動で7個のスポットに分離されることを手掛りとしてコンメリニンはマロニルアオバニン6分子, フラボコンメリン6分子, マグネシウム2原子からなる分子量的1万の分子であることを証明できた. また分子中におけるそれらの成分の配列に関しては結晶形, 旋光分散などのデータから, マロニルアオバニン2分子が疎水結合でスタッキングしたもの3組が2原子のマグネシウムによってキレートし, プロペラ状となり, 各マロニルアオバニンにフラボコンメリン1分子ずつがさらに疎水結合でスタッキングした構造を推定した. 従来測定のできなかったコンメリニンのプロトン核磁気共鳴スペクトルの測定に成功し, その結果も上記の推定を裏付けた.
引用元:KAKEN — 研究課題をさがす | メタロアントシアニンの構造研究 (KAKENHI-PROJECT-61470135) https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-61470135/

The X-ray crystal structure of natural commelinin is investigated. The results demonstrate that commelinin is a tetranuclear (4 Mg2+) metal complex, in which two Mg2+ ions chelate to six anthocyanin molecules, while the other two Mg2+ ions bind to six flavone molecules, stabilizing the commelinin complex, a new type of supramolecular complex.

(Communicated by Shoji SHIBATA, M.J.A.)
引用元:Structure of commelinin, a blue complex pigment from the blue flowers of Commelina communis https://www.jstage.jst.go.jp/article/pjab/84/10/84_10_452/_article/-char/ja