【定足数】quorum【感知】sensing【シグナル物質】autoinducer

細菌が同種の生息密度をシグナル
濃度によって感知し、密度に応じ
て遺伝子発現や表現型をコントロ
ールする仕組みを何という?
シンクンオムグセラ
クオラムセンシング(答)
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クオラムセンシング(英語: quorum sensing)とは、一部の真正細菌に見られる、自分と同種の菌の生息密度を感知して、それに応じて物質の産生をコントロールする機構のこと[1][2][3]。日本語では「集団感知」などと訳されることがある。quorumとは議会における定足数(議決に必要な定数)のことを指し、細菌の数が一定数を超えたときにはじめて特定の物質が産生されることを、案件が議決されることに喩えて名付けられた。クオラムセンシングを行う代表的な細菌には、発光バクテリアの一種であるVibrio fischeriや、日和見感染の原因となる緑膿菌が挙げられる。

概要[編集]
一部の生物では、他の生物個体の生育に影響を与える何らかの化学物質を分泌することが知られている。このような化学物質のうち、特に同種の別個体の生物に作用するものはフェロモンと呼ばれ、昆虫などで個体同士の情報伝達に用いられている。

細菌などの微生物でも同様に、化学物質によって他の生物個体と情報伝達する機構の存在は古くから知られていたが、その多くは抗生物質のように、他種の生物に作用してその生育を阻害する物質(アロモン)であり、同種間での情報伝達についての研究は遅れていた。クオラムセンシングは、フェロモン様の物質(クオルモン)のやりとりによって、細菌が自分と同種の細胞が周辺にどれくらいの菌数、密度で存在しているかの情報を感知し、その情報に基づいて特定の物質の産生を行う機構である。
引用元:クオラムセンシング – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0

クオラムセンシング(quorum sensing)
「一見、孤立無縁に生きているかに見える単細胞生物である細菌も、細胞間でコミュニケーションをとりながら、集団として生育し、集団としてのパワーを最大限に発揮している。細菌の場合は、細胞間コミュニケーションの媒体として化学物質を利用することが多い。中でもよく研究されているのが、クオラムセンシングと呼ばれる現象で、同種菌の生産するシグナル物質“オートインデューサー(autoinducer)”の菌体外濃度を感知することで、同種菌の菌密度を感知し、それに合わせて、特定の遺伝子発現や表現型をコントロールするというものである。“クオラム(quorum)”とは、本来、議会での議決に要する定足数のことで、微生物細胞が同種菌同士であたかもコンセンサスをとりながら集団行動を起こしているように見えるこの現象に対して、1990年代中ごろから盛んに使用されるようになった。オートインデューサーは日本語では自己誘導因子と訳され、また、同種他個体の行動を誘導するという意味から、“フェロモン(pheromone)”あるいはその中でも特別にクオラムセンシングに関与するということから“クオルモン(quormone)”と称されることもある。

クオラムセンシングの例としては、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)における一連の病原因子(エラスターゼ、プロテアーゼ、ラムノリピッド、ピオシアニンなど)の発現制御の例が最もよく研究されている。3-oxo-C12-homoserine lactoneをシグナルとするlas制御系と、C4-homoserine lactoneをシグナルとするrhl制御系に加えて、pseudomonas quinolone signal (PQS)と呼ばれる2-heptyl-3-hydroxy-4(1H)-quinoloneをオートインデューサーとするpqs制御系が複雑に絡んでいる。ホモセリンラクトン系物質をオートインデューサーとするクオラムセンシングは、多くのグラム陰性菌に共通して見られ、海洋細菌であるVibrio fischeriにおけるルシフェラーゼ生産制御による発光現象の制御や、人獣共通感染症菌であるYersinia属細菌における運動性(swarming motility)の制御、植物病原細菌として有名なErwinia属細菌における病原因子の生産制御などが知られている。
引用元:クオラムセンシング(quorum sensing)|用語集|腸内細菌学会 https://bifidus-fund.jp/keyword/kw029.shtml

quorum

〔議決に必要な〕定足数◆イギリスで治安判事(justices of the peace)を任命するとき、多くの判事の中から(任命状の「その中で(of whom)」にあたるラテン語がquorumだった)執行に必要不可欠な判事を指名し、これらの判事がjustices of quorumと呼ばれたことから。「定足数」の意味で使われるようになったのは1616年から。
えり抜きの集団、選抜されたグループ
引用元:quorumの意味・使い方|英辞郎 on the WEB:アルク https://eow.alc.co.jp/search?q=quorum

コンピューター用語辞典での「sensing」の意味
sensing
名詞
感知; 計測
引用元:sensingの意味・使い方 – 英和辞典 WEBLIO辞書 https://ejje.weblio.jp/content/sensing