Carbapenemカルバペネム

B-ラクタム系に含まれる
抗生物質の一群
カルバペネム(答)
12%

下記引用文にドラクエのメラゾーマがw

カルバペネム系抗生物質
カルバペネムけいこうせいぶっしつ

ペニシリン骨格中の硫黄原子が炭素に置換された,b-ラクタム系抗生物質。 1976年のチエナマイシンの発見をきっかけに,グラム陰性菌,グラム陽性菌,嫌気性菌にも抗菌力を発揮する,強力で幅広い抗菌スペクトルとともに,多くのb-ラクタマーゼに対する安定性が注目され開発が進められた。天然物のもつ化学的な不安定性を解消するためのアミノ基の保護,あるいは分解酵素であるデヒドロペプチダーゼ (DHP-I) を阻害するシラスタチンとの合剤化などの工夫がなされ,イミペネムが国内で最初に市販された。現在でも,腎毒性の低下を目的に,パニペネム,メロペネムなどの薬剤が開発中である。
引用元:カルバペネム系抗生物質(カルバペネムけいこうせいぶっしつ)とは – コトバンク https://kotobank.jp/word/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%9A%E3%83%8D%E3%83%A0%E7%B3%BB%E6%8A%97%E7%94%9F%E7%89%A9%E8%B3%AA-163031

2. 化学構造式から考えるアレルギー回避の可能性
 βラクタム系抗菌薬には,ペニシリン系、セフェム系、カルバペネム系、モノバクタム系、ペネム系があり、いずれもβラクタム環を有しています。ここでは使用頻度の高いペニシリン系、セフェム系、カルバペネム系について構造式を交えて考察していきたいと思います。
 ペニシリン系抗菌薬アレルギーの交差性は6 位側鎖構造の依存度が高いと言われています。つまり6位に類似構造をもつペニシリン系抗菌薬は高い交差性を示すということです。具体的な例をあげるとアモキシシンとアンピシリンは交差性が高く、構造式が類似していないアンピシリンとピペラシリンは同じペニシリン系でも交差性が低いと考えられています。また、セフェム系とでは7 位に類似構造をもつセフェム系に交差性が存在すると考えられています。具体的にはアンピシリン、アモキシシリンはセファクロル、セファレキシン、セファドロキシル、セファトリジンと構造式が似ており注意が必要です。
 セフェム系抗菌薬同士も同様の考え方が出来ます。アレルギーの交差性は、母核構造にも一部依存しますが、主に3位や7位に類似構造をもつと高い交差性を示すと考えられています。ここで問題となるのは3位が異なるからといっても7位が類似構造を持てば交差性は高くなるという点です。具体的には第3世代(セフタジジム、セフトリアキソン、セフォタキシム)と第4世代(セフェピム、セフォプラゾン)では7位の側鎖構造は同じ、もしくは類似構造であり避けることが望ましいとされています。つまり、第3世代でアレルギーが出たから第4世代に変更ということは避けなければいけません。ドラクエ的にはメラミが効かない敵(例、メタルスライム)に、同系統のメラゾーマを使うということは(どうせ効かないので)避けた方がいいのと似ていますね。
 カルバペネム系はペニシリン系と構造が類似しており以前は交差性が高いといわれていました。しかし近年の報告ではペニシリンアレルギーがあると申告した患者のうち、メロぺネムまたはイミペネム/シラスタチンの投与でアレルギーが起きたのは6~10%程度との報告もあり交差性が低いことが示唆されています3)。もちろん、可能性が0ではありませんのでリスクベネフィットを考えての投与が必要です。

引用元:日本大学医学部 救急医学系 救急集中治療医学分野 http://www.med.nihon-u.ac.jp/department/eccm/icu_round/icu_round_025_026.html

2. 薬剤耐性の特徴
図1 β- ラクタマーゼの分類とカルバペネマーゼとの関係
図1 β- ラクタマーゼの分類とカルバペネマーゼとの関係
 細菌が抗菌薬に耐性を示す機序はさまざまであり、その中の代表的な機序として、β-ラクタム系抗菌薬の分解酵素であるβ-ラクタマーゼの産生がある。β-ラクタマーゼの中にはカルバペネマーゼと呼ばれるカルバペネム分解酵素があり、CRE はこのカルバペネマーゼを産生することで、カルバペネムに耐性を示す。カルバペネマーゼは大きく分けてClass A,B,Dの3つに分類することができる(図1)。この中でCREとして注目されるClass Aの代表格がKPC(Klebsiella pneumoniae Carbapenemase)型と呼ばれるタイプである。さらにClass Bのメタロ-β-ラクタマーゼというタイプの中には主に日本で多くみられるIMP型や、インドから世界中に広がっているNDM(New Delhi metallo- β-Lactamase) 型などがある。また、欧州ではClass Dの OXA-48型などと呼ばれる別のタイプのカルバペネマーゼもみられている。
 カルバペネマーゼはカルバペネム系抗菌薬だけでなく、ペニシリンおよびセフェム系の抗菌薬にも耐性を示すため、基本的にβ-ラクタム系抗菌薬はほとんど全てに耐性を示す。なおCRE はβ-ラクタム系抗菌薬以外の抗菌薬に対する耐性遺伝子を同時に保有している割合が高く、ニューキノロン系抗菌薬やアミノグリコシド系抗菌薬などにも耐性を示す場合も多い。
引用元:特集:カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE) | 日本BD https://www.bdj.co.jp/safety/articles/ignazzo/hkdqj200000u4umw.html