【トコブシ】流れ子


京都や高知で「流れ子」
と呼ばれている貝は
トコブシである
◯(答)
×ハマグリ
72%

トコブシ Sulculus diversicolor supertexta (Lischke, 1870) (床臥・常節)は狭義のアワビと同じ軟体動物門腹足綱ミミガイ科の藻食性の巻貝の一種。

概要
日本固有亜種で、北海道南部、男鹿半島以南、九州以北の日本全国の潮間帯から水深10mぐらいまでの岩礁浅海域に分布し、原記載の模式産地は長崎。殻長7cm、殻幅5cm、殻高1.5-2cmに達し、クロアワビ、メガイアワビ、マダカアワビといった狭義の、大型のアワビの子供に似る。殻の表面は黒みを帯びた褐色で、個体によっては緑褐色の斑紋がある。殻の内側は強い真珠光沢を持つ真珠層で覆われる。トコブシの名称は、海底の岩に臥したように付着している姿からつけられたと考えられている。

狭義のアワビの子供とは、殻の背面に並ぶ穴の状態で識別できる。この穴は鰓呼吸のために外套腔に吸い込んだ水や排泄物、卵や精子を放出するためのものであるが、殻の成長に従って順次形成された穴は古いものからふさがっていき、常に一定の範囲の数の穴が開いている。アワビではこの穴が4-5個なのに対し、トコブシでは6-8個の穴が開いている。また、アワビでは穴の周囲が富士山の噴火口のように管状に盛り上がっており穴の直径も大きいのに対し、トコブシでは穴の周囲は管状に盛り上がらず、それほど大きくは開かない。

地方名
ゴケンジョ(志摩地方)、ナガレコ、ナガラメ、アナゴなど。ナガレコやナガラメの系統の名称は、石を裏返して隠れているトコブシを露にすると、速やかに滑るように逃げ出す様が流れるように見えることから。アナゴ系統の名称は殻に穴が開いていることから。ゴケンジョは「後家の女」の意で、平たい貝殻が二枚貝の殻に似ているにもかかわらず、1枚しかないありさまを夫を失った未亡人(後家)に例えたものである。

フクトコブシは八丈島ではアブキと呼ばれる。
引用元:トコブシ – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%96%E3%82%B7