「シガトキシン」シガテラ食中毒


熱帯で魚類の体内に蓄積され
食中毒の原因となる物質です
シガトキシン(答)
60%

シガトキシン (ciguatoxin) はシガテラ食中毒の原因物質のひとつ。非常に強い神経毒。ある種の藻類(有毒渦鞭毛藻)がつくり魚類に蓄積される。ポリケチド経路によって生合成され、中員環を含む多数のエーテル環が連結した特異な構造を持つ。シガトキシン (CTX) には数多くの類縁体が存在するが、一般的にシガトキシンとはCTX1Bを指す。

>単離と命名[編集]
1967年にハワイ大学のScheuerらによって単離・命名され[7]、1989年に東北大学の安元健らによって構造決定された[8]。
名前は毒を持つ巻貝シガ (Cigua, Cittarium pica) に由来する。なお、一部の赤痢菌が産生するシガトキシン(Shigatoxin、志賀毒素)については、ベロ毒素(=志賀毒素)の項を参照。Shigatoxinと、本項のシガトキシン(Ciguatoxin)は全く別の物質である。
引用元:シガトキシン – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AC%E3%83%88%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%B3

シガテラ(ciguatera)とは、熱帯の海洋に生息するプランクトンが産生する毒素に汚染された魚介類を摂取することで発生する食中毒。Gambierdiscus toxicus などの有毒渦鞭毛藻が原因であることが多い。「シガテラ」の呼称は、キューバに移住したスペイン人が、この地方で「シガ」(cigua)と呼ばれる巻貝のチャウダーガイ(Cittarium pica)による食中毒の事を “ciguatera” と称したことに由来する。長い間、魚介類の毒化機構は不明であったが、1977年東北大学などの研究チームは、渦鞭毛藻類による Gambierdiscus toxicus が原因物質であることを確認し[1]生体濃縮で毒素を蓄積した魚介類の摂食が原因であることを明らかにした。シガテラ中毒とおぼしき記述は、1774年のキャプテン・ジェームズ・クックの航海記にもみられる[2]。
引用元:シガテラ – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AC%E3%83%86%E3%83%A9

>1有毒種
400種以上の魚が毒化する可能性があるとの報告もある[1,2]。日本で中毒原因となる有毒種は、主にフエダイ科フエダイ属のバラフエダイLutjanus bohar(図1)、イッテンフエダイLutjanus monostigma(図2)、イトヒキフエダイ属のイトヒキフエダイSymphorus nematophorus、ハタ科バラハタ属のバラハタVariola louti(図3)、マハタ属のアカマダラハタEpinephelus fuscoguttatus、スジアラ属のオオアオノメアラPlectropomus areolatus、アズキハタ属のアズキハタAnyperodon leucogrammicus、イシダイ科イシダイ属のイシガキダイOplegnathus punctatus(図4)、アジ科ブリ属のヒラマサSeriola lalandiなどである[3]。

>2中毒発生状況
日本では沖縄県で他の地域と比較して多く発生している。沖縄県での1997年~2006年の発生件数は33件、患者総数は103名と報告されているが[3]、この他にも多くの事例が潜在すると思われる。最近では、九州や本州でイシガキダイを原因とする事例が相次いで発生し、問題となっている[4]。2006-2015年の中毒発生状況を表1に示す。

>4毒成分
(1)名称および化学構造 毒成分は、シガトキシン(ciguatoxin: CTX)および類縁化合物で、現在までに20種以上のCTXsが確認されている(図5~7)[3, 7]。
引用元:自然毒のリスクプロファイル:魚類:シガテラ毒|厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/poison/animal_det_02.html