アオウミガメ「正覚坊」


「正覚坊」という別名がある
大型のウミガメは◯◯ウミガメ?
◯を答えなさい
アオ(答)
「アオウミガメ」
64%

しょうがく‐ぼう〔シヤウガクバウ〕【正覚坊】

1 アオウミガメの別名。
2 大酒飲み。
引用元:正覚坊(ショウガクボウ)とは – コトバンク https://kotobank.jp/word/%E6%AD%A3%E8%A6%9A%E5%9D%8A-530861

アカウミガメ (Caretta caretta)

アカウミガメはウミガメの中でも大型の種で、甲羅の大きさは大きなもので1メートル以上、重さは180キロまで成長し、大きな頭と強い顎が特徴です。一生を通して肉食で、軟体動物(巻き貝や二枚貝)やカニ、ウニ、海綿などといった海底付近にいる動物や、海中を泳ぐクラゲなどを捕食しています。アカウミガメの生息域は世界各地の熱帯・亜熱帯の沿岸海域に広がっており、メキシコ湾流やカリフォルニア海流といった暖流に乗って、長い距離を移動します。成体の個体が単独で、または若い個体が集団で外洋を泳いでいる姿はよく目撃されていますし、温帯の海でも比較的頻繁に、また時には汽水の潟湖や入り江などにも姿を現します。

繁殖期の雄と雌による相手探しは外洋で行われ、他の種とは異なり、砂浜からは距離を置いたところで交尾がおこなわれます。大西洋における主な産卵場所はフロリダ州と南カロライナ州の沿岸。地中海ではもっとも頻繁に見られるウミガメで、ギリシャ、トルコからイスラエル、チュニジア、リビアなどに渡って産卵の報告があります。インド洋では、南アフリカ共和国ナタル州の北側、オマーンのマシーラ島が主な産卵場所です。また、東南アジアからオーストラリアにかけて広く産卵が行われていますが、太平洋のまん中や西側の島々ではほとんど行われていません。雌は一回の産卵につき40個から190個(平均は100個程度)の卵を産みますが、体の大きい雌ほど大きい卵を産みます。国際自然保護連合(IUCN)の種の保存委員会(SSC)ウミガメ専門家グループによると、アカウミガメは絶滅危惧種(EN)に指定されています。

アオウミガメ (Chelonia mydas)

軟骨と内臓の周囲の脂肪分が緑色であることからこの名前で呼ばれますが、アオウミガメは、見た目の色は濃い暗褐色と緑がかった黄色です。最大1.5メートル程度まで成長し、ウミガメ科では最大の種です。一部の学者は、ハワイと東太平洋のアオウミガメ個体は特に色が濃いことから、これらをクロウミガメ(Black Turtle)と呼んでいます。最も大きなアオウミガメの雌は大西洋や西太平洋でみつかっていますが、インド洋やカリブ海では大きな個体はあまりいません。一番小さな個体はガイアナで見つかりました(80センチ)。重さは90キロから200キロにも及び、上から見ると甲羅は楕円形で、頭は比較的小さくて短い形をしています。アオウミガメは広く熱帯の海、特に大陸の沿岸海域や島の周辺に生息しており、また穏やかな内海にも生息しているという報告があります。ウミガメの中では唯一の草食性で、海草や主に熱帯や亜熱帯の沿岸の浅い海で育つ着花性植物を主食としています。雌は採食場所から産卵場所まで、非常に長い距離を移動します。

産卵場所は広く、太平洋中央部の島々のような、現在では他の種がほとんど産卵を行わなくなってしまったような場所でも産卵しています。アオウミガメの雌は非常に強い産卵場所定着性を表すことがあり、一匹の雌はだいたい3年に一度産卵を行い、一回の繁殖期に2回から5回、1回あたり40個から200個の卵を産みます。卵は孵化するまでに およそ50日から70日かかります。
引用元:ウミガメについて|WWFジャパン https://www.wwf.or.jp/activities/wildlife/cat1014/cat1066/

アオウミガメ
あおうみがめ / 青海亀・緑亀
green turtle
[学]Chelonia mydas

爬虫(はちゅう)綱カメ目ウミガメ科のカメ。正覚坊(しょうがくぼう)ともよばれる大形のウミガメ。世界の熱帯から亜熱帯の海洋に分布する。背甲は滑らかで各鱗板(りんばん)は重なることがなく、若齢時は濃いオリーブ色であるが、成長とともに不規則な褐色や淡黄色の放射状や雲状の模様が現れるなど甲の紋様には変化が多い。肋甲板(ろっこうばん)は4対を基本とするが変異もある。普通、第1肋甲板は頂甲板に接することはなく前額板は1対である。老成したものは甲長1.2メートル、体重300キログラムを超える。浅海に繁茂するトチカガミ科やリュウキュウアマモ科などの顕花植物や褐藻・緑藻類などの海藻も好む草食(藻食)性傾向の強いウミガメで、餌場(えさば)と産卵場の間を回遊することで知られている。日本では4~5月ごろより夏にかけて、屋久島(やくしま)以南の島々および小笠原諸島(おがさわらしょとう)などで産卵上陸がみられるが、世界的にみると分布の北限に近く、資源は小さい。地方によって亜成体のものをアサヒベッコウなどとよぶところもある。[内田 至]
引用元:アオウミガメ(アオウミガメ)とは – コトバンク https://kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%83%9F%E3%82%AC%E3%83%A1-24089

さて、このアオウミガメは正覚坊なる別称を持つことで知られている。「正しく覚(悟)った坊主」と言うことだから、さぞや格式ある名前なのかと思いきや、実は大酒呑みを差す隠語でもあるらしい。

 では何故にウミガメ=正覚坊=大酒呑みなのだろう?

 まず先に正覚坊が大酒呑みを意味することなら、何となく想像がつく。不飲酒戒であるはずの坊さんが陰で般若湯(と称した酒)をしこたま飲んでいることを揶揄した、いわば庶民の知恵の所産である洒落た悪口なのだろう。

 次にウミガメと坊主との結びつきだが、この辺りは中国の妖怪和尚魚からきていると思われる。和尚魚は身体がスッポン・顔は人間・頭は無毛・体長1メートル半を優に超える妖怪のことで、日本風に分かりやすく言えば海坊主のことだ。

 この妖怪はサイズや容貌から明らかにウミガメがモデルだと思われる。

 海中から頭部を出したウミガメはまさに入道といった観があるし、捕まると手をすり合わせ「涙を流して」助けを乞う、と言うあたりもウミガメの生態を想像させる。実際ウミガメが上陸時に涙を流すのは有名な話で-体の中の余計な塩分を排出しているだけなのだが-昔のヒトは泣いていると思えたのだろう。
 
 つまり正覚坊にせよ、ウミガメにせよ、あまりイメージのよろしくない坊主といった意味合いで並列となるのだ。

 日本の沿岸ではかつてウミガメが網にかかると、漁師はその頭に酒をかけた上で放してあげていたことが、南方熊楠の著書などに記されている。その光景からもウミガメ=正覚坊=大酒呑みといった連想がうかがえる。
引用元:アオウミガメを正覚坊とはこれ如何に? | 祀龜洞雑録 blog http://blue.ap.teacup.com/hibikoregotobi/371.html