濃硫酸の性質「不揮発性」「脱水作用」「粘性が大きい」「加熱で酸化力が増す」

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次のうち
濃硫酸の性質で正しいものを
全て選びなさい
脱水作用がある(答)
揮発性が高い
粘性が小さい
加熱すると酸化力が増す(答)(記憶による復元肢)
32%

さて,濃硫酸が有する4つの顕著な性質は大学入試においてすべて必要不可欠です.それぞれ解説していきます.

1.不揮発性
簡単に言えば,「気化しない性質」です.
アンモニア水が強烈な臭気を有するのはアンモニア水の表面からアンモニアが気化しているためで,このように溶液表面から溶質が気化する性質を揮発性といいます.
しかし,硫酸分子は濃硫酸表面から気化することがなく,濃硫酸は無臭です.

2.脱水作用
化合物中から水素と酸素を水の割合で吸収する性質です.水などの簡単な分子を脱離させる反応を縮合反応といい,濃硫酸は優秀な脱水縮合剤であるということができます.
高校化学において,有機化合物に濃硫酸を加えて加熱するという場合,そのほとんどが濃硫酸の脱水作用を利用する反応です.

3.吸湿性
脱水作用と混同する人が非常に多いですが,こちらは単純に大気中の水蒸気を吸収する性質です.物質から水を強引に引き抜くというのは脱水作用,周囲から水を吸収するというのは吸湿性ということになります.
濃硫酸は水分を吸収するため乾燥剤として用いられますが,それはこの吸湿性という性質を利用したものです.

4.酸化作用
濃硫酸は加熱することにより非常に強い酸化作用を有するようになります.加熱して強い酸化作用を有するようになった濃硫酸を熱濃硫酸といいます.これは加熱することによって硫酸分子からわずかに三酸化硫黄が生成し,この三酸化硫黄が非常に強い酸化作用を有するためです.熱濃硫酸は水素よりもイオン化傾向の小さい銅や銀を溶かすことができますが,これは水素イオンでは酸化できない銅や銀は三酸化硫黄の酸化力をもってすれば容易に酸化することができるためです.
Cu + 2H2SO4 → CuSO4 + 2H2O + SO2
2Ag + 2H2SO4 → Ag2SO4 + 2H2O + SO2
引用元:ひとり語る高校化学~濃硫酸の有する顕著な4つの性質 – Yahoo!知恵袋 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n216949

硫酸(りゅうさん、英: sulfuric acid)は、化学式 H2SO4 で示される無色、酸性の液体で硫黄のオキソ酸の一種である。古くは緑礬油(りょくばんゆ)とも呼ばれた。化学薬品として最も大量に生産されている。
>硫酸の性質は濃度と温度によって大きく異なる。濃度の低い硫酸(質量パーセント濃度が約90%未満)水溶液を希硫酸(きりゅうさん)という。希硫酸は強酸性だが酸化力や脱水作用はない。濃度の高い硫酸(質量パーセント濃度が約90%以上)を濃硫酸(のうりゅうさん)といい強力な酸化力や脱水作用を有し、濃硫酸のハメットの酸度関数は96%では H0 = −9.88 であり、98%では H0 = −10.27 の強酸性媒体である[1]。
>硫酸に因む地名[編集]
硫酸町バス停
硫酸町(りゅうさんまち 山口県山陽小野田市小野田)
硫酸町バス停(サンデン交通・船鉄バス)
日産化学工業小野田工場に由来。かつては硫酸町商店街もあった。現在「硫酸町」は通称地名の扱いだが、引き続き独自の郵便番号が割り振られている(〒756-0807)。国土用語の基礎知識 日本地理編も参照。
引用元:硫酸 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AB%E9%85%B8