「桟瓦」さんがわら 平瓦(牝瓦)と丸瓦(牡瓦)を一体化した瓦

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江戸時代に使われ始めた
屋根の瓦の種類です
桟瓦
さんがわら

さんがわら【桟瓦】

断面が波形で,一隅または二隅に切り込みのある瓦。本瓦葺(ぶ)きの牡瓦(おがわら)と牝瓦(めがわら)を一枚に簡略化したもの。江戸時代以降普通に用いられている。
引用元: 桟瓦とは – コトバンク.

この時代の瓦屋根は本瓦葺(ほんがわらぶき)といって、平瓦(ひらがわら)と丸瓦(まるがわら)をセットで組み合わせて葺くもので、どうしても重量がかさみ、建物自体の構造がよほどしっかりしていないと採用しにくいものだったのです。そこで結局のところ、頑丈に造られた寺院や城郭以外には瓦屋根は少なかったというわけです。
そこに登場したのが、平瓦と丸瓦を一つにまとめた桟瓦(さんがわら)です。発明者は近江大津の人で、三井寺の用を勤めていた西村半兵衛で、延宝2年(1674)の創案と伝えられています。
桟瓦は軽いだけでなく、製造や施工のコストも抑えることができたはずですから、一般家屋への瓦屋根の普及に大きな力となりました。
引用元: 桟瓦の登場で民家にも瓦が使われるようになった/瓦の歴史(三州瓦)/三州瓦の紹介/瓦Web・愛知県陶器瓦工業組合.

(瓦の図あり)
現在でも中国の古民家や日本のお寺でも見られるタイプの古い瓦には、男女の区別があります。いわゆる平瓦と呼ばれる樋のように雨水を受けて流す側を女瓦といい、とその重なり合いに上からかぶせる丸瓦を男瓦と呼んだりします。
>その数千年間変わらなかった瓦に一大発明をしたのが江戸時代の滋賀県の瓦師なんですよ。その人の名は西村半兵衛といいます。三井寺の瓦師です。
この人が何を考案したかというと、桟瓦(さんがわら)というものです。
>今では普通のものになっていますが、上述の女瓦と男瓦の組み合わせを一体化したんです。~風に、片側の縁にもうひとつの縁が乗っかってかみ合うことで受けと被せを同時におこなうことができるようになり、瓦の枚数と重量を圧倒的に下げることに成功したのです。
この西村が発明した桟瓦の仕組みはヨーロッパにも影響を与えており、スウェーデンなどでもこのタイプの瓦が広まっていると聞いています。
引用元: 絶滅危惧器具4 鬼瓦|建築エコノミスト 森山のブログ.