【スペイン内戦】『内乱の予感』【米国繁栄】『新人類の誕生を見つめる地政学の子ども』

正式名を『茹でた隠元豆のある
柔らかい構造』という
スペインの画家サルバドール・
ダリの代表作は?
『記憶の固執』

『内乱の予感』(答)
『燃える麒麟』
『大自慰者』
28%

サルバドール・ダリ(Salvador Dalí カタルーニャ語: [səɫβəˈðo dəˈɫi] スペイン語: [salβaˈðoɾ ðaˈli]、初代ダリ・デ・プブル侯爵 Marqués de Dalí de Púbol (es)、1904年5月11日 – 1989年1月23日)は、スペイン・フィゲーラス出身の画家。シュルレアリスムの代表的な作家として知られる。フルネームはカタルーニャ語でサルバドー・ドメネク・ファリプ・ジャシン・ダリ・イ・ドメネク (Salvador Domènec Felip Jacint Dalí i Domènech)。「天才」と自称して憚らず、数々の奇行や逸話が知られている。

生涯[編集]
ダリは1904年5月11日、スペインのカタルーニャ地方フィゲーラスで、裕福な公証人サルバドール・ダリ・イ・クシ (Salvador Dalí i Cusí)の息子として生まれた[1]。母親フェリパ(旧姓ドメネク・フェレス)も富裕な商家出身で、一族は自らをユダヤ系の血筋と信じている[2]。ダリには幼くして死んだ兄がいて、同じ「サルバドール」という名が付けられていた。このことは少年ダリに大きな心理的影響を与えた。

エピソード[編集]

ダリは、1936年に制作した『茹でた隠元豆のある柔らかい構造(内乱の予感)』がスペイン内戦を予言したと称し、「完全なダリ的予言の例」として文字通り自画自賛している。ほかにも自己顕示的で奇妙な言動は多く、講演会で潜水服を着て登壇したはいいが、酸素供給が上手くいかずに死にかけたことがある(1936年、ロンドン)。象に乗って凱旋門を訪れたり、また「リーゼントヘア」と称してフランスパンを頭に括りつけて取材陣の前に登場するなど、マスコミに多くのネタを提供した。しかし、こうした人気取りとも思える一連の行為は同時代の画家達の顰蹙も買った。また、パブロ・ピカソら同時代の芸術家たちからも大きな反感を買っていた独裁者フランシスコ・フランコ(ピカソには『フランコの夢と嘘』などの作品がある)を公然と支持するなど、政治的な意味での奇行もあった。

今日では、ダリの上向きにピンとはねたカイゼル髭と目を大きく見開いた顔は「アート」そのものとして認知されるほどの人気であり、スペインのアーティスティックスイミングチームが水着の柄に採用して競技会に出場したことがある。口ひげの形をどうやって維持しているのかと質問された際に「これは水あめで固めているのだよ」と答えたという。

ダリはペットとして「Babou」という名前のオセロットを飼っていたことがある。またアリクイを飼っていたこともある。彼は旅に出るときもよくこのオセロットを連れて行った。このオセロットといっしょに撮ったポートレイトが何枚か残っている。
引用元:サルバドール・ダリ – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%AA

《茹でた隠元豆のある柔らかい構造(内乱の予感)》は、1936年にサルバドール・ダリによって制作された油彩作品。100 cm×99 cm。元々はアメリカ人コレクターのウォルター・アレンズバーグ夫妻のコレクションだったが、現在はフィラデルフィア美術館が所蔵している。

1936年から始まるスペイン内乱の不安を察知してダリが描いた作品である。この絵画を描いてから6ヶ月後に実際に内乱が勃発した。そうしてダリは「潜在意識には予言力がある」と気付いたという。ダリは次に説明する予言を証明するために、戦後にタイトル「内乱の予感」に変更した。

1936年制作とされているが、最近の研究では1934年制作という説もある。

スペイン内戦を予言
ダリによれば、迫りつつあるスペインの内戦の不安を表現したもので、実際にこの作品が描かれたあとにスペイン内乱が勃発。ダリの不安事に対する予言力が発揮された作品で、ダリは理性で考えた未来よりも、潜在意識・無意識におけるイメージの予言力の高さを認識したという。

ほかに予言力を発揮したダリの有名作品では、「新人類の誕生を見つめる地政学の子供」があり、これは第二次世界大戦中の1943年、当時、アメリカに亡命していたときに描いた絵で、第二次世界大戦後のアメリカ繁栄の時代を見事に的中させた。
引用元:【作品解説】サルバドール・ダリ「茹でた隠元豆のある柔らかい構造(内乱の予感)」 – Artpedia アートペディア / わかる、近代美術と現代美術 https://www.artpedia.asia/soft-construction-with-boiled-beans/

シュールレアリズムとの関係を断った後、ダリは現代芸術の抽象性に反対し、ルネッサンス芸術に創作のヒントを求めた。カトリックに帰依してから、彼の作品のモチーフは個人的なものから、科学や宗教的なより普遍的なものに移行していった。

ダリは本作『新人類の誕生を見つめる地政学の子供』を描きながら、その変化の時期を表すような単語をメモしている(パラシュート、ルネッサンス、加護、半球天井、胎盤、卵、地球の歪み、生物学的な楕円など)。

本作はダリが1940年から1948年にわたり、アメリカに滞在していた時に描かれたものである。作中では、世界にそしてダリに新たに知られることになったアメリカの重要性が表現されている。卵を割る男は、新しい国つまりアメリカから現れており、このことは世界の変化を示している。アフリカと南アメリカは大きく描かれており、ますます増加していた第三世界の重要性を表現している。

一方でヨーロッパは男の手で潰されており、その国際的な力の低下が暗示されている。卵の上下に配置された布は、新しい国であるアメリカの胎盤を意味している。卵から流れる一筋の血が示すように、新しい国アメリカの誕生は大きな痛みと苦痛を通じて達成されるのだ。

前景に立ち卵を指さしている、両性具有の老人は、その世界の変化を承認しているように見える。怯えて小さくなっている子供は、タイトルにある地政学の子供であり、この新しい時代を象徴している。
引用元:《新人類の誕生を見つめる地政学の子供》サルバドール・ダリ|MUSEY[ミュージー] https://www.musey.net/39

Geopoliticus Child Watching the Birth of the New Man is a 1943 painting by Salvador Dalí. The painting was done during Dalí’s stay in the United States during 1940 to 1948. it is said to be one of the most recognisable paintings by him. It is of a man scrambling out of an egg while a mother and her son watch, pointing. The painting is commonly thought to depict the change in the world America would bring at the end of World War II.[1]

It was reproduced on the cover of the record album Newborn.
引用元:Geopoliticus Child Watching the Birth of the New Man – Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Geopoliticus_Child_Watching_the_Birth_of_the_New_Man

作品解説
「記憶の固執」はダリの初期の作品の中でも代表作であり、「柔らかい時計」や「溶ける時計」とも言われ、シュルレアリスムの代表的な作品として頻繁に引用されています。描かれている3つの時計の時間が異なることは、現在の記憶と過去の記憶が入り乱れる無時間を表現しており、これこそダリがシュルレアリスム運動に参加しており、その理論ゆえの作品と考えられています。右上に描かれている岩場は故郷スペインのカタルーニャ・カダケスにあるクレウス岬であり、手前に描かれている3つの溶ける時計は、キッチンで妻のガラが食べていたカマンベールチーズが溶けていく状態を見てインスピレーションを得て描いたものであることをダリ本人が語っています。ダリには、柔らかいものと硬いものへの両極への執着があり、その両端が表現された作品となっています。ダリの絵を象徴しているとも言える、この作品後も「記憶の固執の崩壊」など、この絵を再構成した作品やリメイクした作品を描いています。
引用元:記憶の固執 https://media.thisisgallery.com/works/salvadordali_01

《燃えるキリン》は1937年にサルバドール・ダリによって制作された油彩作品。青い女性が特徴の絵となっている。

深い青空と夕暮れが一体化したような不思議な空模様となっている。女性の背景にはタイトルの「燃えるキリン」が示すように、燃えているキリンが歩いている。 燃えるキリンのイメージは、1930年のシュルレアリスム映画「黄金時代」にも現れる。ダリによれば「燃えるキリン」は、宇宙の終末論を表現するモンスターのようなものだという。ダリは当時、戦争の予感をしていた。

前景には二人の女性がおり、一人の女性は身体の引き出しは空いた状態になっている。身体に引き出しのある女性はダリ作品でよく現れる。この引き出しは女性の潜在意識を表しているという。

また、両者とも背中から松葉杖のようなオブジェが各突起を支えている。後ろの女性は手に肉のようなものを持っている。

前の引き出しがたくさんあいた女性は、突起のようなものの数が少ないが、後ろの肉を手にした女性は突起のようなものの数が多く、引き出しは開いていないようにみえる。
引用元:【作品解説】サルバドール・ダリ「燃えるキリン」 – Artpedia アートペディア / わかる、近代美術と現代美術 https://www.artpedia.asia/dali-the-burning-giraffe/

作品解説
「大自慰者」は110cm×150cmと、大きな作品であり、この作品が描かれた1929年は、後にダリの妻となるガラと出会った年です。右上に描かれている横向きの女性像はガラの顔を表現していて、タイトルが示す通り、ダリがガラを想って自慰を表現している作品と言われています。ダリ自身は中央の岩に似た様で表現され、下を向いて目を閉じている横顔で描いています。この岩は、故郷カタルーニャのボルトリガト海岸にある自然岩からインスピレーションを得て、自画像と岩を同一視して描いています。横顔にたかるアリは、ダリにとって死や減退を表象するもので、少年時代に瀕死のコウモリにたかるアリにショックを受けて以来、死を表すものとしてアリはダリ作品に何度も登場しています。また、イナゴ恐怖症だったダリは、顔にとまったイナゴを描くことで、非常にパニックになっている状態、性に対する不安要素を表現しています。一方で、下部には二人の人物と、ダリにとって生を象徴する卵を描いており、この作品はダリの性に対する欲望と恐怖心を表した作品と言えます。
引用元:大自慰者 https://media.thisisgallery.com/works/salvadordali_05