国分松本遺跡


2012年6月に「最古の戸籍を
記した木簡が出土された」と
発表された、福岡県太宰府市の
遺跡は「◯◯◯◯遺跡」?
山長岡島分
本城瀬国松
国分松本(答)
25%

福岡県太宰府市は12日、市内の国分松本遺跡で、人名や身分など戸籍の内容を7世紀末(飛鳥時代)に記録した日本最古の木簡が見つかったと発表した。律令国家体制が整う大宝律令の施行(8世紀初め)に先駆けて、統治の基本となる戸籍制度が完成していたことを示す貴重な発見という。

国分松本遺跡で見つかった、行政単位の「嶋評」から始まる戸籍の内容を記した日本最古の木簡の表(右)と「進大弐」などと記された裏の赤外線写真(福岡県太宰府市教育委員会提供)
 市によると、木簡には行政単位の「嶋評(しまのひょう)」や冠位を表す「進大弐(しんだいに)」などの漢字が両面に墨で書かれていた。「評」は大宝律令以前の地方行政単位「国・評・里」の一つで郡に相当し、嶋評は現在の福岡県糸島市や福岡市西区に当たる。

 現存する最古の戸籍は、奈良・東大寺の正倉院に伝わった文書「筑前国嶋郡川辺里戸籍」(702年)などだが、それ以前の戸籍の具体的な姿は不明だった。出土した木簡は(1)701年に「評」が「郡」に変更された(2)685年に「進大弐」の冠位使用が始まった――を理由に、市は685~701年の作成とみている。

▼古代の戸籍 戸と呼ばれる家族集団単位で人を登録、管理する公文書。古代日本の根幹的な支配制度の一つだった。最古の全国的な戸籍は670年の「庚午年籍(こうごねんじゃく)」。続いて初の法典「飛鳥浄御原令(あすかきよみはらりょう)」に従って690年に「庚寅(こういん)年籍」が整備されたが、いずれも実物は残っていない。大宝律令に基づき702年に作られた戸籍は、美濃国(岐阜県)や筑前国(福岡県)、豊後国(大分県)などのものが現存する。
〔共同〕
引用元:人名・身分…戸籍記した最古の木簡 太宰府で発見  :日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG12031_S2A610C1CR8000/