あめいせんそう「蛙鳴蝉噪」



騒がしいばかりで
役に立たない議論
蛙鳴蝉噪
あめいせんそう(答)
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読み方 あめいせんそう
意味 うるさいだけで役に立たない議論や余計な表現が多い稚拙な文章のこと。
蛙(かえる)や蝉(せみ)の鳴き声は騒がしいだけで役に立たないという意味から。
出典 韓愈「平淮西碑」
類義語 蛙鳴雀噪(あめいじゃくそう)
蝉噪蛙鳴(せんそうあめい)
驢鳴牛吠(ろめいぎゅうばい)
驢鳴狗吠(ろめいくばい)
驢鳴犬吠(ろめいけんばい)
引用元:「蛙鳴蝉噪」(あめいせんそう)の意味 http://yoji.jitenon.jp/yojic/1103.html

28.蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)

【意味】やかましくしゃべること。内容のない下手な文章や益のない議論をあざけっていうことば。蛙や、蝉が鳴きさわぐように騒がしいだけでつまらないということから。「噪」はさわがしいさまを表す。右側のつくりは、「木の上に口三つ」の会意文字で、木の上で鳥ががやがやと騒ぐさまを表現したもので、音は「ソウ」。音的にも意味的にも「騒」に近い。

【出典】北宋の詩人・蘇軾の「出都来陳所乗船上有題小詩」の「蛙鳴青草泊,蝉噪垂楊浦。」(蛙は鳴く青草の泊< とまり>、蝉は噪< さわ>ぐ垂楊< すいよう>の浦)から。垂楊は、しだれ柳のこと。

また、清の儲欣(ちょきん)「平淮西碑評」にもみえる。「段文昌以駢四儷六蛙鳴蝉噪之音、易鈞天之奏」(段文昌駢四儷六< べんしれいろく>蛙鳴蝉噪の音を以て鈞天< きんてん>の奏に易う< かう>)「段文昌は4字・6字を軸とした文体に蛙や蝉の鳴きわめくような騒々しい対句を用いることで、天上で演奏されるような美しい音楽を変えてしまった」とある。
「段文昌」は、唐の第十二代皇帝穆宗(ぼくそう)の時の宰相。子の段成式(だんせいしき)は、『酉陽雑俎(ゆうようざっそ)』という怪異記事を集録した書物を著したことで知られる。「鈞天」とは、九天の一つで、天の中央。天帝のいる所も指す。そこから天上で奏せられるというこの上なく美しい音楽を表す。ちなみに「九天」とは、鈞天、蒼天、変天、玄天、幽天、昊(こう)天、朱天、炎天、陽天のこと。
引用元:ことばの部屋 http://kotobaheya.seesaa.net/pages/user/m/article?article_id=20325241