「こぶし腰浮かせ」“江戸しぐさ”の一つ


いわゆる「江戸しぐさ」の一つで
あとから乗りものに入ってきた
客のために、手を突いて少しでも
席を詰める動作を何という?
浮腰こぶかしせ
こぶし腰浮かせ(答)
37%

江戸しぐさ(えどしぐさ)とは、芝三光(本名:小林和雄、別名:うらしまたろう、1928年 – 1999年)[1]が提唱し、NPO法人江戸しぐさが「江戸商人のリーダーたちが築き上げた、上に立つ者の行動哲学」[2]と称して普及、振興を促進しているものである[3]。同法人が「紙類、文房具類、印刷物」「セミナーの企画・運営または開催、書籍の制作、電子出版物の提供、教育・文化・娯楽・スポーツ用ビデオの制作(映画・放送番組・広告用のものを除く)」に関し、商標権を有している[4][5]。
今のところ江戸しぐさが江戸時代に実在していたという事実は史料によって確認がされておらず、NPO法人江戸しぐさの理事長である越川禮子は江戸しぐさは口伝で受け継がれてきたものであるため、資料としては残っていないと述べている[6]。また、明治政府が江戸しぐさの摘発を行い、さらに多数の江戸っ子を虐殺した[7]、江戸しぐさを広めるための秘密結社が存在した[8]といった歴史観を前提としている。そのため歴史的根拠のない「発明」であるとする歴史作家による批判や「空想」であるとする江戸文化研究家による指摘等、複数の批判や指摘がなされている(後述)。

>文献で確認できる限りで「江戸しぐさ」という語の初出は、1981年の読売新聞の「編集手帳」で紹介されたものであり[9]、2004年[10]、また翌2005年にも公共広告機構(現・ACジャパン)で江戸しぐさが取り上げられた[11][12]。電通広告ジャーナリストの岡田芳郎が越川禮子の聞き書き記事を書いている[13]。企業の研修や学校などにおける教育でも使用され、小学校の道徳の題材にも使われている[14][15][16][17]。また、2012年(平成24年)度から、育鵬社が公民の教科書に取り入れた[18][19]。

>こぶし腰浮かせ
乗合船などで後から来る人のためにこぶし一つ分腰を浮かせて席を作ること[35]。

>『三省堂国語辞典』編集委員の飯間浩明は、2015年(平成27年)4月17日にTwitterにおいて、2012年頃『三省堂国語辞典』においても「江戸しぐさ」を項目として立てようとしたが、その主張に信頼性は薄いと判断し、見送りになったとコメントしている。なお、その当時においては、ウィキペディアの記事内容も、江戸しぐさについて肯定的であったという感想を述べている[57][58]。
江戸文化研究家で、法政大学総長の田中優子は、過去には江戸しぐさを肯定するような発言を行っていたが[59]、2015年(平成27年)6月25日放送のTBSテレビ『NEWS23』において、江戸しぐさを「空想である」と否定した[60]。
新潟青陵大学大学院教授の碓井真史は、江戸しぐさは専門家から見ればあまりにも馬鹿げており、反論しても研究論文にも学問的業績にもならないこともあり、また学問的常識がなく都市伝説を信じ込んでいる人を納得させるのは大変であるため、2015年時点で学者による否定は、インタビューで「そんなことありませんね」と答える程度にとどまっており、作家(文明史家)の原田実のようなプロの研究者ではない人物が、使命感から虚偽性を暴く解説本を書いているというような状況であると述べている[61]。
引用元:江戸しぐさ – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E3%81%97%E3%81%90%E3%81%95

小学校の道徳の教材にも採用されることになった「江戸しぐさ」。江戸時代の商人の行動哲学で、他人を思いやり他人と共生するためのマナーを指す。「江戸しぐさ」は企業が社内教育に用いたり、自治体や教育機関に高く評価されたりと、幅広い層に支持されている。
「江戸しぐさ」を初めて正面から批判した本が発売された。歴史研究家の原田実による『江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統』(星海社新書)だ。
原田は「江戸しぐさ」を「実際の江戸時代の中で使えそうなものは皆無」と断言し、「現代人が現代人のためにつくったマナーとしか思えない」と否定する。本書は、どこがどのように誤っているのかをはっきりと指摘し、なおかつ江戸しぐさが現代日本で普及した経緯や、創始者の芝三光がどういう人物であったのかも探る一冊だ。
引用元:傘かしげ、こぶし腰浮かせ…「江戸しぐさ」のデマ。人はなぜトンデモを信じてしまうのか – エキレビ!(1/2) http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20140912/E1410451561527.html