山本周五郎『正雪記』舟橋聖一『新・忠臣蔵』井上靖『蒼き狼』

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山本周五郎舟橋聖一井上靖
正雪記
新・忠臣蔵
おろしや国酔夢譚
蒼き狼

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LhaBqRe正雪記〔上〕
山本周五郎/著
立身出世を夢見て、一介の染屋職人の伜から、侍になる野望を抱き江戸へ出奔した由井正雪は、その明晰な頭脳を武器に島原の乱で浪人たちの衆望を集める。浪人隊を結成し、幕府軍の先鋒に使うことを進言する。しかし知恵伊豆・老中松平信綱の狡猾な罠が待っていた……。支配権力への抑えがたい怒りを胸に、徳川のゆるぎない天下に挑んだ巨人を正面から見つめた本格歴史長編。
引用元:山本周五郎 『正雪記〔上〕』 | 新潮社 http://www.shinchosha.co.jp/book/113467/

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新・忠臣蔵 第一巻
舟橋聖一
忠臣蔵の発端から義士切腹の後まで事件の全容を、豊富な史料と考証をもとに克明に綴り、「太平記」「仮名手本忠臣蔵」も取入れてさらに深味と面白味を加えた決定版。(磯貝勝太郎)
引用元:『新・忠臣蔵 第一巻』舟橋聖一 | 文庫 – 文藝春秋BOOKS http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167536039

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「たとえ、生命が救(たす)かっても、鼻が欠けたり、足が一本なくなっていたりしては、伊勢へは帰れめえ。――いいか、みんな、自分のものは、自分で守れ。自分の鼻も、自分の耳も、自分の手も、自分の足も、みんな自分で守れ。自分の生命も、自分で守るんだ。十三日の出発までに、まだ幸い十日許りある。その間に自分の生命を守る準備をするんだ。きょうからみんな手分けして、長くこの土地に住んで居るロシア人や、土着のヤクート人たちから、寒さからどう身を守るか、万一凍傷になったらどうすればいいか、吹雪の中におっぽり出されたら、自分の橇が迷子になったら、馬が倒れたら、そんな時、どうしたらいいか、そうしたことをみんな聞いてくるんだ。
>作者が『おろしや国酔夢譚』で描こうとしたのは、ほかならぬこの孤独と徒労の感覚であろうと思われる。大黒屋光太夫は、「伊勢へ帰る」ことすらもできなかった。彼は、ともに帰国した磯吉といっしょに、番町の薬草植場内にあたえられた住居で、飼い殺しの余生を送らなければならぬことになったからである。それなら、彼があれほど必死に「守」り抜こうとした「自分のもの」とは、いったいなんだったといえるのだろうか? それは、結局、だれに伝えようと思っても伝えられない、彼自身に固有なあの“経験”にほかならなかったとでもいうほかない。
引用元:『おろしや国酔夢譚』解説 『おろしや国酔夢譚』 (井上靖 著)|解説|江藤 淳|本の話WEB http://hon.bunshun.jp/articles/-/2832

光太夫の生涯を描いた小説『おろしや国酔夢譚』(井上靖、1968年)では帰国後の光太夫と磯吉は自宅に軟禁され、不自由な生活を送っていたように描かれているが、実際には以上のように比較的自由な生活を送っており、決して罪人のように扱われていたわけではなかったようである。それら資料の発見以降に発表された小説『大黒屋光太夫』(吉村昭、2003年)では事実を反映した結末となっている。
引用元:大黒屋光太夫 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%BB%92%E5%B1%8B%E5%85%89%E5%A4%AA%E5%A4%AB

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蒼き狼
井上靖/著
風の如く蹂躙せよ。嵐の如く略奪せよ。世界史上未曾有の英雄、成吉思汗即位八百年! 遊牧民の一部族の首長の子として生れた鉄木真=成吉思汗(テムジン=チンギスカン)は、他民族と激しい闘争をくり返しながら、やがて全蒙古を統一し、ヨーロッパにまで及ぶ遠征を企てる。六十五歳で没するまで、ひたすら敵を求め、侵略と掠奪を続けた彼のあくなき征服欲はどこから来るのか?――アジアの生んだ一代の英雄が史上空前の大帝国を築き上げるまでの波瀾に満ちた生涯を描く雄編。
引用元:井上靖 『蒼き狼』 | 新潮社 http://www.shinchosha.co.jp/book/106313/