「人生七十古来稀」じんせいしちじゅうこらいまれなり 杜甫『曲江(きょくこう)』「古稀」の由来

242PoQphvt
長寿のお祝い「古稀」の由来と
なった、中国の詩人・杜甫の詩
『曲江詩』の一節は何?
来十七生古人稀
人生七十古来稀
じんせいしちじゅうこらいまれなり

人生(じんせい)七十(しちじゅう)古来稀(まれ)なり

《杜甫「曲江」から》70歳まで長生きする者は、昔から非常に少ない。→古希(こき)
引用元:人生なり(ジンセイシチジュウコライマレナリ)とは – コトバンク https://kotobank.jp/word/%E4%BA%BA%E7%94%9F%E4%B8%83%E5%8D%81%E5%8F%A4%E6%9D%A5%E7%A8%80%E3%81%AA%E3%82%8A-538036

古希(こき。原文の表記は古稀。「稀」は常用漢字にはないので現在では古「希」と書くことが多い)とは、70歳のこと。
唐の詩人杜甫の詩・曲江(きょっこう)「酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり」(酒代のつけは私が普通行く所には、どこにでもある。(しかし)七十年生きる人は古くから稀である)に由来する。
還暦は数えの61歳(≒満60歳)であるが、古希は数えの70歳(≒満69歳)のこと。古希は長寿の祝いとされている。お祝いの色は、喜寿祝いと同じく、紫色。
引用元:古希 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%B8%8C

RhkTeHP
(訓読)朝(てう)より回(かへ)りて日日(ひび)春衣(しゆんい)を典(てん)し、
毎日 江頭(かうとう)に酔(ゑ)ひを尽くして帰る。
酒債は尋常、行(ゆ)く処(ところ)に有り。
人生七十 古来稀なり。
花を穿(うが)つ蛺蝶(けふてふ)は深深(しんしん)として見え、
水に点ずる蜻蜓(せいてい)は款款(くわんくわん)として飛ぶ。
伝語(でんご)す 風光、共に流転(るてん)して、
暫時(ざんじ) 相(あひ)賞して 相(あひ)違(たが)ふこと莫(なか)れ、と。
引用元:杜甫の詩「曲江」(「古稀」の語の出典) http://www.geocities.jp/sybrma/14toho.shi.koki.htm

現代語訳
毎日朝廷の仕事が終わると春着を質屋に入れ、
その金で曲江のほとりで酩酊するまで飲んで、帰ってくる。

飲み代のツケはほうぼうにあるが、かまうものか。
どうせ七十歳まで生きられることは稀なのだ。

花の蜜を吸うアゲハチョウが花々の奥深くに見え、
トンボは水に尾を点々と触れながらゆるやかに飛んでいく。

この素晴らしい景色に対し、言いたい。すべて自然は移り変わっていく。
だからほんのしばらくでもいい。
お互いに賞して、背きあうことがないようにしよう。
引用元:「人生七十古来稀なり」(「曲行」)杜甫 漢詩の朗読 http://kanshi.roudokus.com/jinsei70.html