「妄りに」みだりに「分別なく行うさま」 吉田松陰「妄(みだ)りに人の師となるべからず」

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これを何と読む?
(画像出題)
妄り
みだり(答)

大辞林 第三版の解説
みだりに【妄りに・濫りに・猥りに】

( 副 )
〔形容動詞「みだり」の連用形から〕

分別なく行うさま。 「 -口出しをするな」

正当な理由や資格もなく行うさま。 「 -立ち入ることを禁ず」
引用元: 妄りに・濫りに・猥りに(みだりに)とは – コトバンク.

みだりにに当てられた漢字「妄」「猥」「濫」がどれも私には意外なものでした。
それぞれの漢字を見てみると、

「妄」
ボウ・モウ
1、みだり。すじの通らないこと。でたらめ。
2、みだりに。むやみやたらに。

妄想・妄執・妄信などすぐ浮かびますが、「妄」自体の意味を調べたことはありませんでした。

「猥」
ワイ・みだ-りに
1、みだりに。むやみに。
2、みだす。みだれる。
3、みだら。

「猥」は、卑猥・猥談 など“みだら”の意味しか頭にありませんでした。

「濫」
ラン・みだ-れる
1、水があふれひろがる—氾濫
2、みだりに—-濫用
引用元: みだりに(妄りに/猥りに/濫りに): 言葉拾い.

師道を興(おこ)さんとならば、妄(みだ)りに人の師となるべからず、又妄りに人を師とすべからず。必ず真に教うべきことありて師となり、真に学ぶべきことありて師とすべし。

師弟のあるべき道を求めるならば、安易に師となるべきではなく、安易に弟子となるべきではない。必ず本当に教えるべきことがあって師となり、本当に学びたいことがあって師につくべきである。

松陰先生が26歳の時、牢屋で始めた「孟子」の講義録である、「講孟余話」の滕文公上に出てくる言葉です。
引用元: 松陰神社|松陰神社ブログ » 吉田松陰先生語録.