【やち】萢、谷地

次の地名に使われる漢字のうち
湿地を意味するものを
全て選びなさい
荒句
萢(答)

27%

別名を「エゾノリュウキンカ」
という、おひたしにして
食べられる山菜は?
シチマキ
ヤワザイ
ゼマブン
ヤチブキ(答)

湿地(しっち、英語:wetland)は、淡水や海水によって冠水する、あるいは定期的に覆われる低地のことである[1]。生物、特に水生生物やそれを餌とする鳥類の重要な生育・生息場所となる。英語の音写でウェットランドとも呼ばれる。湿地の特徴によって他と区別される地域一帯は、湿地帯(しっちたい)と呼ばれる。

湿地と地名[編集]
「地名は土地の履歴書」という表現があるが、洋の東西を問わず、古くから引き継がれてきた伝統的地名というものはその土地の過去における有り様を伝えていることが少なくない。日本を例にとれば、北関東から北海道にかけてもともと湿地であった所の地名は「〜谷地(やち)」と付けられている[要出典]
引用元:湿地 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%BF%E5%9C%B0#%E6%B9%BF%E5%9C%B0%E3%81%A8%E5%9C%B0%E5%90%8D

古い地図をみながら散歩するというようなことがされているが、上のように地名をみることは、地名の中に(古い時期に使われていた)日本語を見つけ、その語義から地形を推測するということになる。

やち【谷地・谷・野地】〔名〕(1)湿地帯。低湿地。やと。やつ。(略)

やつ【谷】〔名〕たに。たにあいの地。特に鎌倉・下総(千葉県・茨城県)地方で用いる。やち。やと。(略)

やと【谷】〔名〕谷間。渓谷。やち。やつ。や。(略)

見出し「やち」の「語誌」欄には「(1)東北方言では、普通名詞として、湿地帯を意味する。関東地方の「やと」「やつ」は、現在では「たに」と同義か。しかし、「や」は「四谷」「渋谷」など、固有名詞を構成する形態素としては存在するが、普通名詞としては使われない。(2)アイヌ語に沼または泥を意味するヤチという語があるところから、地名に多く見られる「やち」「やと」「やつ」「や」がアイヌ語起源であるとの説(柳田国男)があった。しかし、北海道の地名にこれらの語が使用されていないところから、むしろアイヌ語のヤチの方が日本語からの借用語ではないかと考えられている」と記されている。

見出し「やつ」の語釈に鎌倉があげられている。筆者は鎌倉に生まれ育ったが、筆者の実家のあるあたりは、「瓜ヶ谷(うりがやつ)」と呼ばれていた。「扇ヶ谷(おおぎがやつ)」は現在も使われている地名である。そのそばには「亀ヶ谷(かめがやつ)」がある。鎌倉は南は海であるが、それ以外は山なので、「ヤツ/ヤト」と呼ばれるような場所に人が住んでいたのだろう。「瓜ヶ谷(うりがやつ)」は「ウリガヤ」といわれることもあった。これは行政上使われている地名ではないが、そのこともあってか、この「ウリガヤツ」の「ヤツ」が子供の頃に何か気になった。気になったというのは、変な感じがしたということだ。それこそ、単独では「ヤツ」という語が使われていないというようなことだろうか。何か方言的な印象をもっていた。
引用元:第38回 地名の「意味」を考える | 『日本国語大辞典』をよむ(今野 真二) | 三省堂 ことばのコラム https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/column/nikkoku38

エゾノリュウキンカ(蝦夷立金花、学名Caltha palustris var. barthei)は、キンポウゲ科の多年草。リュウキンカの変種である。

リュウキンカより大型であり、本州北部、北海道、樺太、千島、朝鮮北部、ウスリーに分布する。春に、小川沿いなどの水辺や湿地に咲く。黄色い花がよく目立つ。食用で、おひたしなどで食べられる。葉の形がフキに似るので「ヤチブキ」とも呼ばれる。また、「ウフトウリ」とも呼ばれ、ラタシケプの材料にもされた。

一方、佐竹元吉監修『日本の有毒植物』では「生長して大きくなったものは、下痢などの中毒症状を起こす」としている[1]。
引用元:エゾノリュウキンカ – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%BE%E3%83%8E%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%AB

エゾノリュウキンカ
漢字で「蝦夷の立金花」と書きます。直立した茎に黄金色の花につけられたものですが、スキーシーズンも終わる4月末頃、山麓の湿地帯一面に咲く黄金色の花はまさに名前通りといえます。この植物はキンポウゲ科に属していますがキンポウゲ科には猛毒植物のトリカブトをはじめキツネノボタン、オトコゼリのように有毒植物が多く、山菜として食用に供することのできるものは、「ニリンソウ(フクベラ)」と「エゾノリュウキンカ」、「バイカモ」、「サラシナショウマ」くらいのものです。はじめの二つはともに東北、北海道の重要な山菜で、春先に咲く花はとても美しく味も含めて一級品の山菜といってもよいでしょう。

北海道では「エゾノリュウキンカ」というよりは湿った谷地に好んで生えることから「ヤチブキ」と呼ぶ方が一般的ですが、秋田や山形の一部ではキク科の「サワオグルマ」のことを「ヤチブキ」と呼ぶので区別しなければいけません。いずれにしても、「エゾノリュウキンカ」は東北の奥羽地方と北海道にしかないので、北海道独特の山菜といっても良いでしょう。
引用元:山菜のお話~エゾノリュウキンカ http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~maruho/2b-03ezonoryukinka.html