山田宗樹


『直線の死角』
『代体』
『百年法』
『嫌われ松子の一生』
山田宗樹(答)
長岡弘樹
塩田武士
月村了衛
53%

山田 宗樹(やまだ むねき、1965年11月2日[1] – )は、日本の小説家。愛知県犬山市出身[2]。愛知県立丹羽高等学校卒業[2]。筑波大学大学院農学研究科修士課程修了[2]。

製薬会社で農薬の研究開発に従事した後、『直線の死角』で第18回横溝正史ミステリ大賞を受賞し作家デビュー。以後、運命に翻弄される女性を題材にした小説を著す。2006年に『嫌われ松子の一生』(2003年、幻冬舎刊)が映画、ドラマ化されたことに続き、2007年3月には『黒い春』(2005年、幻冬舎文庫刊)がWOWOWのドラマW枠でドラマ化された。

学賞受賞・候補歴
1998年 – 『直線の死角』で第18回横溝正史ミステリ大賞受賞。
2012年 – 『百年法』で第3回山田風太郎賞候補。
2013年 – 『百年法』で第66回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞、第10回本屋大賞第9位、第26回山本周五郎賞候補。
2016年 – 『代体』 で第7回山田風太郎賞候補[3]。
引用元:山田宗樹 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E5%AE%97%E6%A8%B9

直線の死角
注目の作家・山田宗樹の第18回・横溝正史賞受賞作、待望の刊行!!

著者 山田 宗樹 デザイン 角川書店装丁室
定価 691円(本体640円+税)発売日:2003年05月24日レーベル:角川文庫
電子版あり
直線の死角
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注目の作家・山田宗樹の第18回・横溝正史賞受賞作、待望の刊行!!
やり手弁護士・小早川に、交通事故で夫を亡くした女性から、保険金示談の依頼が来る。事故現場を見た小早川は、加害者の言い分と違う証拠を発見した。第18回横溝正史賞大賞受賞作。

著者紹介
山田 宗樹(やまだ・ むねき)
1965年愛知県生まれ。
筑波大学大学院修了後、製薬会社で農薬の研究開発に従事。
その後『直線の死角』で第18回横溝正史ミステリ大賞を受賞し作家デビュー。
2006年に『嫌われ松子の一生』が映画、ドラマ化され大ヒット作となる。
2013年『百年法』で第66回日本推理作家協会賞を受賞。その他著作に『ジバク』『ギフテッド』など。

引用元:直線の死角 山田 宗樹:文庫 | KADOKAWA https://www.kadokawa.co.jp/product/200303000127/

――これは、という本との出会いはありましたか。

山田:書店である女性の手記みたいな本を見かけて、気になって読んだことがあったんです。読んでいくとその女性の視点が非常にバランスを崩していることが分かる。自分の解釈を暴走させて思い込みを吐き出しているのが伝わってくるような内容でした。文章もアマチュアの方のようで、粗っぽいし上手じゃない。いい意味ではなく、ざわざわさせるものがありました。突拍子もない本で強烈な印象が残ったんですよね。もうタイトルも憶えていないんですが、その後、その女性のイメージがヒントになって生まれたキャラクターが『嫌われ松子の一生』の松子なんです。

――そうだったのですか。では、もしも偶然その本を手にとっていなかったら…。

山田:松子は生まれていなかったし、今の私もいなかったと思います。

――その後、専業作家になったのはいつ頃だったのですか。

山田:デビューして3年ほど経ち、『嫌われ松子の一生』に取り掛かっている時です。書き始めたものの、途中で完全に原稿が止まってしまっていた。仕事の合間に書けるような内容じゃないと気づいたのですが、ちょうど妻が妊娠をしていて、もうすぐ子供が産まれるという時期でもありました。新刊を出していない期間も長くなっていたのでこのままだと忘れ去られてしまう。ここで書かなかったら小説家としておしまい。生き残りたければ会社を辞めてでもこの小説を完成させるしかない。会社をとるか、小説をとるか。だったら、私には小説しかなかった。それで辞めて原稿に集中することにしたんです。

――周囲には、子供が産まれるんだからこそ、会社を辞めないほうが…と言う人もいたのでは…。

山田:そうですよね、その時期に会社を辞めるなんてありえないですよね。でも自分の中に迷いはありませんでした。ここで諦めたら死ぬ時に後悔するのがわかってましたから。実際、会社を辞めていなかったら、あの本を書きあげることはできなかったでしょう。

――そして『嫌われ松子の一生』が大ヒットして、映画化もされて…。本当によかったです(笑)。現在福岡にお住まいですが、その頃に引っ越されたのですか。

山田:妻の実家があるので、会社を辞めた後に越して、妻の両親と一緒に暮らしています。
引用元:第129回:山田宗樹さんその3「一冊の本が『嫌われ松子の一生』のきっかけに」 – 作家の読書道 | WEB本の雑誌 http://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi129_yamada/20120919_3.html