ネオドリヌス・イソネウルス


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2017年12月に三重県で
国内では初めて発見された
ハチの名前にしなさい
ネオ
ドルヌス
イソネ
ウルス
34%

Neodryinus isoneurus Xu & He, 1997(和名なし)

国内では初めて、世界でも2匹目の発見となる珍しいハチが三重県総合博物館(津市)で見つかった。県が12日発表した。発見のきっかけは、敷地内にどんな昆虫がいるのかを調べるイベントで、同館は「非常に驚いた。今回の発見が自然環境に興味を持つきっかけになれば」と話している。

 同館によると、見つかったのは、ヨーロッパから日本の温帯地域に分布するホソクビカマバチと呼ばれるハチの一種の「ネオドリヌス・イソネウルス」。体長5ミリで、前脚が鎌のような形になっているのが特徴。1997年に中国・雲南省で新種として発見された。農業害虫のウンカなどに寄生し、人に危害を与える心配はないという。

イベントは9月9日にあり、昆虫分類学を専攻する九州大学大学院1年の辻尚道さん(22)の網に名前が分からないハチ1匹がかかった。ハチの分類が専門の九州大農学部昆虫学教室の三田敏治助教(35)が調べたところ、希少種と分かった。今月9日の日本昆虫分類学会で紹介され、今後、学術専門誌で正式に発表する。
引用元:昆虫採集イベントで発見のハチ、実は世界2例目 三重:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASKDD5R1SKDDOIPE028.html

2 発見されたハチについて
 採集されたハチについて、三田さんが同定したところ、1997年に中国の雲南省から発見され、新種として発表された「Neodryinus isoneurus Xu & He, 1997(和名なし)」という種で、国内では未記録、世界で2匹目の発見ということがわかりました。このハチは、国内ではきわめて珍しいNeodryinus属(和名 ホソクビカマバチ属)と呼ばれるハチの一種で、ハチ目カマバチ科に分類されます。今回発見されたハチと、三重にも分布しているニホンカマバチとは類似していますが、前脚のカマ状の形態や体色パターンなどの特徴から区別できます。
なお、このハチの仲間は農業害虫のウンカ・ヨコバイ類に寄生するハチで、人に危害を加える心配はありません。
引用元:三重県|三重県総合博物館(MieMu)のミュージアムフィールドで未記録種のハチが発見されました http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0013700116.htm

日本昆虫分類学会 第 20 回大会

大会プログラム・講演要旨集

9.三重県より得られた Neodryinus 属の日本未記録種について(ハチ目:カマバチ科)

三田敏治 1・辻 尚道 2・大島康宏 3(1 九州大学大学院農学研究院
・2 九州大学大学院生物資源環境科学府・3 三重県総合博物館)
Neodryinus 属は有翅のカマバチ亜科の中でも目立って大型で頑健な体型をしたカマバチの仲間である.本亜科に含まれる Echthrodelphax 属も有翅だが,こちらは小型で華奢なため本属とは容易に識別できる.Neodryinus 属は熱帯・亜熱帯域を中心に約 50 種が分布しており,東洋区からは 18 種,人為的移入種を除くと旧北区からは唯一ニホンカマバチ N. japonicus Uchida,1927 が知られていた.しかし,三重県総合博物館で実施している「みんなでつくろう!ミュージアムフィールドの実物昆虫図鑑」の調査の過程で,博物館の敷地内からニホンカマバチとは異なる本属のメス個体が得られた.カマ形態や体色パターン,胸部の特徴から,当該の個体は1997 年に中国の雲南省から記載された N. isoneurus であると考えられた.本講演では,国内では極めてまれな Neodryinus 属の特徴や分類学的課題を概説すると共に,日本で新たに見つかった本種の識別点を紹介する.
引用元:大会プログラム(最終版).pdf https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxqanN5c3RlbnR8Z3g6ODk3MjFjYzRiYWI4NzFi